English words
英語ひとくちメモ/場面
English Words 英語ひとくちメモ
2010年11月30日

Happy Turkey Day!(七面鳥の日)

先日は、Thanksgiving Day でした。

日本語で「感謝祭」ですね。

感謝祭は11月の第4木曜日なので、今年は25日の木曜日でした。

日頃、なかなか感謝の言葉をつぶやく余裕もないので、みんなで自分たちの生活やまわりのもの(人)に感謝しましょうよ、という由来の日です。

Thanks(ありがとう)を give(与える)という文字通りの意味からきています。

自分や家族が健康であることは何よりもありがたいとか、この厳しい経済の中で、ちゃんと収入があることはありがたいとか、そんな身近な幸せに改めて気がつく日ともなっているのです。

I am thankful that everyone in our family is healthy and thriving.
(わたしは、家族のみんなが健康で元気なことに感謝しています)

We are fortunate to be employed in this tough economy.
(こんなに厳しい経済状態では、仕事があるだけで幸運です)

なんだか世知辛い感謝の言葉ですが、どの家庭からも聞こえてきそうなつぶやきですね。

それから、今年はこんなメッセージも見かけました。

We warmly give thanks to your friendship and support.
(あなたの友情とサポートに心から感謝します)

これは、ある団体の感謝祭のごあいさつなのですが、こんな風にいわれると、これからも協力してあげなくっちゃという気分になりますよね。


そして、この感謝祭の日は、a day to feast でもあるのです。

つまり、ご馳走を食べる日。

feast は、「ご馳走」とか「ご馳走を食べる」という意味ですね)

もともと感謝祭は、清教徒たちがメイフラワー号でアメリカにたどり着いたあと、初めての harvest(収穫)を神に感謝したことに端を発しています。

ですから、いつもよりも特別な食べ物を準備して、みんなで感謝しながら食べるというのも、感謝祭の主目的のひとつなのですね。

まあ、アメリカ人から食べることを取ってしまったら、何も残らないくらいに食べる事が好きな国民性ではありますが、ご存じのように、感謝祭の主役は、turkey(七面鳥)。

表題にもありますように、感謝祭にはみんなで turkey を食べるので、別名 Turkey Day とも呼ばれています。

だから、この日に向かうごあいさつだって、

Happy Thanksgiving(楽しい感謝祭をお過ごしください)の代わりに、

Happy Turkey Day(楽しい七面鳥の日を!)というのもありなんです。


この日は、一日かけて七面鳥をじっくり焼いて、集まった友人や親戚一同で堪能します。
 やっぱりアメリカでも、お料理をするのはお母さんが多いので、その間、男性陣はテレビでフットボールの試合を観たりして一日を過ごします。

七面鳥が焼けたら、だいたい家の主(つまり、お父さん)が丸焼きの肉を切り分けるのですが、銘々皿に盛ってみなさんにお出しする場合と、buffet(バイキング形式)で各自が取っていく場合があるでしょうか。

ひとりずつお出しするのは、フォーマルなディナーの場合。気心の知れた人たちがたくさん集まる場合には、ご馳走をテーブルに並べて各自が好きなだけ取る buffet スタイルにしますね。

このとき七面鳥と一緒に皿に盛られるものには、伝統的にこんなものがあります。

Cranberry sauce:真っ赤なクランベリーを砂糖と煮てゼラチンを加えた、甘酸っぱいゼリー状のソース。適度な酸味が、淡白な七面鳥の肉とよく合うのです

Mashed potato:ご存じ、マッシュポテト。牛乳を混ぜ込むと、優しいお味になっておいしいですね

Gravy:グレービーソース。もともとは七面鳥スープを煮詰めてソースにしたものですが、今ではインスタントのものが主流です。肉にもマッシュポテトにも合いますね(写真のグレービーは自家製ですよ!)

Stuffing:スタッフィング、つまり「詰め物」。昔は七面鳥に詰めて焼いていましたが、今は別に料理して、付け合わせとして登場します。細かく切ったパンと玉ねぎやセロリのみじん切りが主役ですが、ナッツやレーズンを入れてみたりと、いろんなバージョンがあります


というわけで、感謝祭のお料理は、あくまでも七面鳥を引き立たせるもの。七面鳥なしには感謝祭は語れないのです。

でも、七面鳥はでっかいですから、丸焼きにすると一回のディナーではとても食べられません。
 ですから、leftover turkey(食べ残しの七面鳥)は、スープにしたり、キャセロール(casserole、耐熱皿に入れてオーブンで焼いたグラタン風のお料理)にしたりと、ここに「おばあちゃんのレシピ」が活躍するのです。

我が家でも、ピカタに、パスタに、スープと、七面鳥が大変身を遂げたことがありますが、そんな我が家の挑戦は、こちらでご覧になれます。

このときのお話では「Turducken(ターダッキン)」という新手の七面鳥が出てきていますが、こちらは、鶏肉を鴨で巻いて、その外から七面鳥で巻くという、三段構えのスゴいお料理でした。

Turkey(七面鳥)、duck(鴨)、chicken(鶏)から、Turducken という造語ができあがったのです。

そして、今年は、「Tofurkey(トーファーキー)」というのが、ちょっとした話題となっていましたね。

こちらは、Tofu(豆腐)と turkey の造語で、豆腐をつぶしてクリーム状にしたもので、野菜やハーブの中身を巻くというもの。
 ちょうど贈答用のハムみたいな形をしていて、ラップしたあと蒸し上げるんだそうです。

アメリカでは、感謝祭には5千万羽もの七面鳥が食べられることになるので、とくに菜食主義者の方々にとっては、そんな大量の「殺戮(さつりく)」は耐えられないのですね。

そういった方々は、七面鳥の丸焼きの代わりに、Tofurkey に舌鼓をうつのです。切り分けると、スタッフィングを入れた七面鳥のスライス肉みたいに見えるので、なかなか立派な代替え品ではあるみたいです。

わたし自身は、お店で見かけたことはないのですが、ちょっと探してみようかとも思っています。

話には聞いていても、姿を見たことがない。そんなものには、余計に興味をそそられるでしょう!


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