地球と宇宙:もう競争は始まっている

2008年2月29日

Vol.103

地球と宇宙:もう競争は始まっている


 まだ雨季のシリコンバレーですが、晴れ間がやって来るたびに春の装いを感じ、ちょっと北窓を開いてみる今日この頃です。

 さて、そんな2月は、社会、政治、宇宙と、最近の関心事を3つご紹介してみましょう。


<未成年論議>

 毎年、新しい年がやって来ると、アメリカでは国や州の新しい法律が施行されます。カリフォルニアでは、新条例の施行は1月と年度始まりの7月が多いのですが、今年1月から始まった法律にこんなものがありました。
 「17歳以下の未成年を同伴していると、車内でタバコを吸ってはいけない。」

 これはもちろん、「受動喫煙(secondhand smoke)」の危険性を鑑みて施行された法律なのですが、とくに子供や赤ちゃんへの影響が大きいことを配慮し、規則にして本格的に取り締まろうではないかというものです。これで警察に捕まると、一回100ドル(約1万円)の罰金だそうなので、カリフォルニアに旅行しレンタカーを運転しようという方は、充分に気を付けた方が良さそうです。

 未成年に関する法律では、カリフォルニアで今年7月に施行される、こんな新条例もあります。
 「16歳と17歳の未成年者は、運転中に携帯電話などの電子機器を使ってはならない。」

 カリフォルニアでは、条件付きで16歳から運転できるようになるのですが、18歳未満の未成年の場合、運転中に携帯電話で話したり、テキストメッセージ(SMS)を打ったりというのが厳禁となるのです。一回目の罰金は20ドル(約2千円)、二回目からは50ドル(約5千円)だそうですが、ティーンエージャーとしては結構痛いですよね。
 全米で見ても、運転に慣れないティーンエージャーが、運転中にメッセージを打ちながら事故を起こす例が激増していて、これに対抗する措置として、カリフォルニアのように法律制定に動き出す州も増えているようです。
 以前もちょっとお伝えしたことがありますが、今年7月からは、カリフォルニアでは「ハンズフリー機能」を使わないと、携帯電話は使用禁止となります。大人の場合はハンズフリーを使えばOKなのですが、未成年者はハンズフリーであってもケータイは全面禁止となるのです。ただでさえ、不慣れなドライバーは注意散漫になりがちですものね。

 ところで、この「未成年」に関する法律ですが、アメリカでは、だいたい18歳未満というのが未成年の定義となっています。
 たとえば、選挙権は18歳から与えられます。世界的に見ても、18歳から投票可というのが標準となっていて、たまに条件付きで16歳とか、逆に21歳まで待たないといけないとか、例外があったりします。でも、大部分の国々は18歳となっています。
 結婚も、アメリカのほとんどの州で18歳からできます。親の承諾があると16歳から結婚できる州が大部分ですが、18歳からは自分の意思で結婚できるようになります。カリフォルニアの場合は、結婚年齢は定められていませんが、18歳未満だと、裁判所と親の承認が必要となります。一方、ニューハンプシャーのように、裁判所と親の承諾があると、女性は13歳、男性は14歳で認められる州もあります(ただし、この場合は、妊娠などの「特別な理由」に限られます)。

 アメリカでは、18歳になると軍隊にだって入れます。国のために命を懸けて働きたいという大事な決断も、18歳から認められるのです。
 それから、男の子は18歳になると、徴兵制のための登録(draft registration)をしなければなりません。もちろん、実際に軍隊に入る人は少ないわけですが、徴兵がいつ行われてもいいように、男子は成年に達すると国に届出をしないといけない規則になっているのです。これを拒むと、牢屋に入ることはないようですが、国からのさまざまな恩恵を受けられなかったりするので、大学に進学できない人も出てくる可能性があるそうです。

 このように、18歳は成年として定着しているわけですが、逆に、18歳ではダメなものもあります。そう、飲酒ですね。飲酒やアルコール類の購入は、21歳でないと許されないのです(国の法律でそう定められています)。州によっては、21歳未満はバーに入ることすら許されない場合もあるし、逆に家族が一緒だったり、何かのイベント(たとえば宗教行事)だったりすると例外的に飲酒を認められる州もあります。
 飲酒について、はっきりと年齢を定めていない州もあるそうですが、カリフォルニアの場合は、21歳で徹底しています。お酒を買うとき、日本人はよく「免許証を見せてください(Can I see your driver's license?)」と尋ねられますよね。アジア人は実際よりも若い年齢に見られるので、こればっかりはしょうがないのです。

 ところで、ここで疑問が湧きませんか? どうして喫煙は18歳で認められるのに、飲酒は21歳なんだろうって(喫煙は、アラスカ、アラバマ、ユタの3州で19歳からとなっていますが、あとは全米で18歳からOKなのです。だから、冒頭でご紹介したカリフォルニアの法律でも、「17歳以下を同伴の場合」となっているのですね)。
 実際、なんでタバコはいいのに、お酒はダメなの?と思っている人も少なくないようで、全米各地で、「いっそのこと喫煙も21歳からにしましょう」という動きがくすぶり続けているようです。だって、体に悪そうなのは、どちらも同じですからね。

 こういう論争になると、アメリカでもいつも「未成年」の議論が蒸し返されるのです。ある人は、こう主張します。投票できて、結婚できて、軍隊に入れるんだったら、立派に大人でしょ? どうして飲酒だけ認めないのよ?
 それに対して、こう反論する人もいるでしょう。21歳未満はまだ学生の年齢であり、飲酒は社会的に早過ぎるのである(歴史的に見ても、飲酒年齢は常に白熱した論議を呼ぶ題材ではあるようです)。

 日本では、何でも一律に20歳という区切りが付けられていますが、果たしてそれがいいのかどうか、意見が大きく分かれるところですね。現に政府も審議を始めたようではありますが、国民にしても、「現行通り20歳でいい」という人と、「やっぱり世界の潮流に乗って、18歳にすべき」という人と、真っ二つに分かれることでしょう。
 まあ、昔は、15歳で元服だったわけですから、18歳は早過ぎることはないかもしれません。けれども、いつまでも大人になれない(なりたくない)風潮があることを考えると、一概に外国の真似をするのも良くないことかもしれませんね。

 それにしても、本人が「大人」の自覚も無く、法的に無理矢理大人にされてしまうのは、社会にとっても迷惑ではありますが、その一方で「もうちょっとしっかりしてちょうだい!」と、叱咤激励したくもありますよね。


<大統領の資格>
 投票の話が出たところで、先月に引き続き、大統領候補者選びのお話です。

 ご存じの通り、2月5日の火曜日は「スーパーチュースデー」でした。全米20以上の州で、民主党と共和党の党員集会や予備選挙が一斉に開かれた、スーパーな一日なのでした。

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 今年はカリフォルニアも予備選挙を前倒しにして、スーパーチュースデーの投票日となったわけですが、なんと、我が家の近くの集会所も投票場所になっていました。2000年と2004年の大統領選挙の年には、投票所にはなっていなかったような気がするので、今年の選挙に対するみんなの関心の高さを如実に表しているようです。

 それにしても、シリコンバレーのあるサンタクララ郡は、外国から来た人口比率が高いので、投票には英語、スペイン語、ヴェトナム語、中国語が使われているようです。

DSC03001.jpg そう、この辺りでは、人口の3割が外国生まれだったと記憶しています。そんなわけで、北カリフォルニア最大のサンノゼ市では、市の公用語が英語、スペイン語、ヴェトナム語の3ヶ国語となっています。なんともコスモポリタンな場所なんですね。(ちなみに、アメリカでは、英語が事実上の公用語となっていますが、自国語というのは法的に定められていません。だから、地方自治体によって、外国語も公用語とできるのですね。)

 ところで、肝心の候補者選びですが、スーパーチュースデーまで調子の良かったヒラリー・クリントン氏は、その後、バラック・オバマ氏に11連敗し、代議員の獲得数でも追い抜かれてしまいましたね(2月末現在、クリントン氏1269 対 オバマ氏1360)。
 スーパーチュースデーでは、カリフォルニア、ニューヨーク、ニュージャージーといった大票田でヒラリーさんが勝っているので、あとは3月4日のテキサス、オハイオ、4月22日のペンシルヴァニアといった大きな州が、ヒラリーさんの頼みの綱となるところです。

 スーパーチュースデーの直前には、ロスアンジェルスで華々しく民主党の討論会が開かれたのですが、スティーヴィー・ワンダーさんやスピルバーグ監督が見守る中、壇上のヒラリーさんとオバマ氏に向けて、視聴者からのこんな変てこな質問が披露されました。
 「おふたりは、共和党のミット・ロムニー氏(前マサチューセッツ州知事)のように企業でCEO(最高経営責任者)を務めたことがないけれど、それが大統領になったときに障害になりませんか?」
 わたしはそれを聞いて、一国を司ることを一企業の経営と勘違いしている輩(やから)がいるのかと驚いてしまったわけですが、第一、国家では、調子が悪いからって人員をカットすることなんてできないではありませんか。国が「人切り」を始めたら、それはもう国家じゃなくなってしまいますよね(う~ん、アメリカ人って、ときどきとてつもなく変な事を言い出すんですよ)。

 そう、国は会社の経営とは違う。だから、個人的にはオバマ氏が好きじゃないのです。どうしても、オバマ氏の打ち出す政策は、弱い者をカットしてしまうような気がしてならないのです。
 たとえば、医療保険。ヒラリーさんとオバマ氏の説く政策は、そのほとんどが似通っているわけですが、事医療保険に関しては、大きな隔たりがあります。現在、アメリカの医療保険は、希望者が民間の保険に加入するパターンなのですが、ヒラリーさんは、全米で5千万人もの未加入者(その多くは子供)がいることを考えると、全員参加(universal health care coverage)を義務付けるべきだと主張しています。それに対しオバマ氏は、国民の自由意志を尊重し、義務化する必要はないと主張しています。
 オバマ氏の論点は、保険料をぐんと下げれば、自然と全員が保険に入れるようになるというものなのですが、個人的には、それは無理だと思うのです。たとえば、卑近な例ですが、我が家は月に800ドル(約8万円)の保険料を支払っています。奥さんと子供ふたりを抱える友人は、1300ドルだと言っていました。我が家の場合は、「あそこで病気が見つかったら、もうお仕舞いだよね」とジョークを言われるような、労働者向けの病院システムに入っています。でも、それだけ個人負担が大きいのです。それをどうやって100ドルに下げるのでしょうか?

 オバマ氏の言う「自由意志の尊重」は、アメリカの有権者にとって聞こえはいいでしょうが、どうしてもエリートによる「勝者の論理」のような気がしてしょうがないのです。
 現状はと言えば、30秒にひとりが、医療費が払えなくて個人破産している(年間約百万人)。年間の医療費全体は、フランス一国のGDPを優に越えている(約200兆円、日本のGDPのおよそ半分)。そんな破綻寸前の医療制度の中では、自由意志を尊重すれば、弱い者はどんどんクレバスの底に落ちていくのではないかと・・・

 わたしは、常日頃、こう考えているのです。一般的に、女性の方が政治家に向いているではないかと。なぜって、女性には名誉欲が少ないし、産む性だから、より一層命に対する慈愛が強い。そして、育むことに長けているはずだから、政治家や役人といった公僕には向いているのではないかって。
 ヒラリーさんは、そんな女性のステレオタイプには当てはまらないと言う人も多いでしょう。でも、アメリカで一番人気のミリオンセラー作家ジョン・グリシャム氏が、こんなことを言っていました。「彼女は、実際に会ってみると、ものすごく暖かい人なのに、それがなかなか人に伝わらないんだよね」と。(かく言うグリシャム氏は、元弁護士の「法廷スリラー」の第一人者で、熱心なヒラリー支持者でもあります。)

 まあ、先月もちょっと触れましたが、女性が政治家になるのは難しいですよね。アメリカの場合、常に「戦争」とか「防衛」という難題に直面しているので、「女性だと他国から甘く見られる」といった先入観が付きまとうようです。とくに、対する共和党の事実上の候補者が、ヴェトナム戦争を経験するジョン・マケイン氏ときては、民主党支持者としても、「やっぱり男性候補の方がいいのでは?」と迷ってしまうわけですね。

 今回の大統領候補者選びのプロセスを注視していて、ひとつ痛感することがあるのです。それは、この過程が、アメリカ史における選挙権(suffrage)を勝ち取るプロセスと似ているなと。黒人候補と女性候補のどちらが先に大統領になれるかというのは、黒人と女性のどちらに先に選挙権を与えようかという過去の論議・闘争に似ているなと思うのです。
 選挙権の場合は、黒人(男性)の方に軍配が上がりました。1870年2月に追認された米国憲法修正第15条で、初めて黒人男性の選挙権(Black Suffrage)が認められています。女性の選挙権(Women Suffrage)が認められたのは、50年後の1920年8月に追認された修正第19条によってです。

 19世紀後半、選挙権を勝ち取ろうという動きがアメリカ女性の間で強くなったとき、女性活動家たちは黒人男性と手を携えて運動を広めたそうです。「人のことを助けるよりも、自分たちのことを優先すべきよ」という批判があったものの、主だった女性活動家は、黒人男性を手助けする方を優先したんだとか。その方が、議会での通りがいいと判断したから。

 もしも今回ヒラリーさんが民主党大統領候補の座を逃したら、女性が大統領になるのは、50年先のことかもしれませんね。


<宇宙競争>
 さて、話題はガラッと変わります。1月下旬、ちょっとギョッとするニュースが流れたのでした。「もうすぐコントロール不能なアメリカのスパイ衛星が地球に落ちて来るから、充分に気を付けるように」と。
 これを聞いて、大方の人は、「いつどこに落ちてくるかもわからない物体を相手に、どうしろっていうの?」と、大いに不満を抱いたのでした。

 すると、2月中旬になって、突然「3、4日のうちに、スパイ衛星をミサイルで打ち落とすぞ」と、米国政府が言い出したではありませんか。何でも、海軍の船からミサイルを発射し、衛星を打ち落とすんだとか。ヴァレンタインデーに発表されたニュースにしては、ちょっと物騒なものではありました。
 すでにご存じの通り、2月20日の夜、ハワイ沖のイージス艦レイク・エリーから「SM-3(Standard Missile 3)」が発射され、狙ったスパイ衛星USA-193は、大気圏中の熱圏に突入したところ(上空200キロメートル)で粉々となったのでした。

 ここでおもしろいのは、国は最初のうち、スパイ衛星が落ちて来ても大丈夫と主張していたことなんです。衛星の破片が人口密集地帯に落ちてくる確率は、きわめて少ないと。それが、いつの間にか、「燃料にしている有毒液体(hydrazine)が、人に害を与える恐れあり」と、立場を逆転したのでした。
 この短い間の豹変ぶりに、こう解析する人もありました。人類の歴史の中で、空から降ってきた人工物体に当たって死んだ人などひとりもいない。だから、国には、何か隠された動機があるのだろうと。

 そうなんです。大いに動機ありなんです。イージス艦が発射したSM-3は、もともと弾道ミサイルを迎撃するミサイルなんですね。ゆえに、スパイ衛星を迎え撃つには、ミサイルシステムのソフトウェアをいじらなければならない。そして、それがちゃんと機能するか、テストしなければならない。それから、海軍の誇るイージス弾道ミサイル防衛システムが、衛星の軌道をちゃんとレーダーで追えるのか、それもテストしておきたい。
 だから、国防省の打ち落とし作戦に、ブッシュ大統領も「うん」と首を縦に振ったのでしょうね。しめしめ、いい口実になるぞ。大陸間弾道ミサイル(ICBM)や衛星の迎撃を想定した、絶好の予行演習になるぞと。

 そう、衛星迎撃(antisatellite)というのは、近頃ちょっとした流行になっていて、昨年1月に、中国も古くなった気象衛星を打ち落としているのですね。アメリカ、ロシアに次いで、3国目の成功例となっています。
 このように、地上や海上からミサイルやレーザーで衛星を打ち落としたり、軌道上の衛星から投射物やエネルギービームを発射して敵の衛星を打ち落としたりというのは、「宇宙兵器(space weapons)」と呼ばれるジャンルに入るらしいです。まるで、映画「スターウォーズ」の世界ですよね。
 そうそう、この衛星迎撃には、敵の衛星に体当たりする小型衛星(microsatellite)なんていう構想もあって、現に米空軍は、数年前、小型衛星をふたつ打ち上げているんです。

 しかし、その一方で、むやみに大気圏外で衛星を破壊すると、無数の破片がスペースシャトルなんかの航行の妨げになるとか、これから各国間の兵器競争がどんどんエスカレートしていくとか、国際社会の非難を浴びているのも確かです。だってアメリカ、ロシア、中国と来た次は、インド、隣国のライバル・パキスタン、そして日本と、後続が控えているでしょうから。(宇宙兵器に関しては、Theresa Hitchens, "Space Wars", Scientific American, March 2008: 79-85 を参考にさせていただきました。)

 う~ん、なんだかきな臭い世の中になっていますが、逆に、こんなわくわくするような宇宙技術の平和利用もあります。名付けて、「Google Lunar X Prize」コンテスト。そう、グーグルとX Prize財団がスポンサーとなっている、月面探査のコンテストです。
 民間の資金を募って月面探査ロボットを打ち上げ、月面に着陸したあと、少なくとも500メートルは走行し、写真や映像を地球に送り届けること。これが使命です。2012年12月31日までの期間中、真っ先に成功したチームには2千万ドル(約20億円)が、2014年末までかかった場合は1千5百万ドルが賞金として贈られます。二等賞のチームには5百万ドルが贈られ、月面で水の痕跡を見つけたら5百万ドルと、ボーナスも付いているそうです。

 限りある民間の資金を使いながらも、それを補う創造力を駆使し、宇宙探査という大きなプロジェクトを達成する。そして、参加チームが過程で学んだことは、皆と共有する。今まで国家にしかできなかったような大仕事を、人類のためにやってやる!そんな意気込みなんですね。

 2月下旬、グーグルの本社では、参加登録を完了した最初の10チームが紹介されたのですが、やはり参加資格を得たチームは、航空宇宙学やロボティックスの専門家がほとんどのようですね(登録申請を打診したチームは、53カ国から567チームあったそうですが、最後までくぐり抜けるのは難しいようです)。
 この10チームを率いる代表者の中には、81歳のチームリーダー、ハロルド・ローゼン博士がいます。なんでも、この方は、通信静止衛星第一号の設計に参加した方だそうで、この衛星のお陰で、1964年の東京オリンピックを世界各国に中継できたそうな。それから幾度か引退したけれど、やっぱりプロジェクト達成の興奮が忘れられなくて、現役に戻って来られるのです。

 博士曰く「いや、ほんとに楽しいよ。だからやってるんだよ。」

 いくつになっても挑戦を忘れない。月面探査はできなくとも、見習ってみたい生き方ですね。


夏来 潤(なつき じゅん)

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