年末号: 激動の2008年でした

2008年12月30日

Vol.113

年末号: 激動の2008年でした

 

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 シリコンバレーも、近頃はずいぶんと寒くなりました。冬は雨季となりますので、雨の日が多いのですが、先日は寒気団がやってきて、遠くの山にはたっぷりと雪が積もっていました。

 そんな寒い年の瀬がやってくると、世の中はどこも混んでいます。プレゼントを買いに集るショッピングモールだけではなく、スーパーマーケットもずいぶんと混んでいるので、「普段、手料理には縁遠いアメリカで、どうしたことか」と驚いています。
 きっと、例年は親戚の家に行ったり、バケーションに出かけたりしていた人たちが今年は自宅で過ごすようになって、「いったい何を買ったらいいのだろう?」と、みんなでウロウロと店内を歩き回っているのでしょう。

 さて、今回は年末号ということで、2008年を振り返ってみることにいたしましょう。例年のことではありますが、頭の中には10や20と一年のトピックが浮かんできて、選ぶのに大変苦労するところです。仕方がないので、思い付いた順に並べていくことにいたしましょうか。

 

<わたしの一年>

 のっけから恐縮ではありますが、まずは、わたしの一年を簡単にまとめさせていただこうかと思います。

 3月:執筆を担当した本の原稿を書き終え、月に2、3回しか家から出ない生活にようやく終止符を打つ。
 4月:さっそく引越しがしたいと、近所の家を物色し始める。なかなか適当な物件見つからず。
 7月:「家を見に来たのに、どうして買ってくれないのかと理解に苦しむ」との手紙を持ち主から受け取り、そのうちに誰かに訴えられるのではないかと恐くなり、家探しをあきらめる。(もちろん、訴えられることはないけれど、住宅価格はもっと下がるはずという読みもあった)
 8月:北京オリンピックを祖国で観戦し、水泳、体操、ソフトボールと、日本人選手の活躍に大いに感激する。
 9月-10月:金融危機で、401(k)(退職後の貯蓄)ががっくりと下がり、我が家もがっくりと肩を落とす。
 11月:いつまでも市場好転の兆しが見えないので、「下がったものは、そのうち上がるさ」と悟りを開く。
 12月:「ははは、実は米国経済は昨年12月から不景気に入っていました」との経済学者の間抜けな発表を耳にし、「ふん、誰も何もわかってはいないのさ」と悟りを開く。
 12月末:新しい年をひかえ、「なんとかなるさ」と悟りを開く。

 というわけで、お次は、流行語のお話です。

 

<やっぱり経済がホットでした>

 先日、久しぶりに我が家のファイナンシャル・アドバイザーに会うと、彼は憔悴(しょうすい)しきった面持ちでした。それはそうかもしれません。9月中旬、突然に全世界を襲った金融危機(the global financial crisis)のお陰で、「俺の金をどうしてくれるんだ!」と、顧客からさんざんやり込められているのかもしれません。
 それに、顧客の資産が目減りしたということは、歩合制である自身の給料も一気に下がるということ。踏んだり蹴ったりとは、まさにこのことかもしれません。金融危機という化け物を連れて来たのは、人ひとりのせいではないのに。

 そんな悪名高き金融危機は、今年、たくさんの流行語をも産み出しました。まず思い付くのが、「メインストリート(Main Street)」。これは、金融の中心地であり、金融エリートたちがひしめく「ウォールストリート(Wall Street)」に対し、わたしたち庶民の生活の場という意味です。
 「ウォールストリートのあんたたちと違って、メインストリートでは、明日の暮らしの糧(かて)にも困っているんだよ」と、たっぷりと皮肉をこめて使います。

 それから、「マットレスの下(under the mattress)」。金融危機直後の秋頃は、「大恐慌時代のように銀行が次々とつぶれる恐れがあるので、銀行なんか当てにしないで、自宅のベッドのマットレスの下に現金を隠しておこう」という意味でした。
 それが、12月に入ると、政策金利が限りなくゼロパーセントに近くなったせいで、「どうせ銀行に預金しても利子がつかないから、マットレスの下に隠しておこう」という具合に、微妙な変化が見て取れるのです。
 いずれにしても、すでに銀行同士ではほぼ無利子でお金を貸し借りしていたそうなので、今回のゼロ金利政策は、象徴的なものでしかありません。そのわりに、一般の住宅ローンの利率は下がらないし、貸付は厳しくなるばかりだし、庶民としては、なんとなく煙に巻かれたような気分なのです。(たとえば、30年ローンの金利は、いまだに5パーセントをちょっと越えていますが、これでも、1971年以来、最低の水準だといわれています。)

 それから、「ゴールデン・パラシュート(golden parachute)」つまり「金色にぴかぴか光るパラシュート」という言葉も大流行いたしました。なにやら、落下傘部隊がキラキラと輝きながら飛行機から降りてくる構図を想像いたしますが、これは、大企業のマネージメントが解任される際、たっぷりと餞別(せんべつ)をもらうことを指します。
 退職金に特別ボーナス、福利厚生にストックオプション(自社株購入の権利)と、いろんな形でいただくことになるのですが、とくに「ゴールデン・パラシュート」として取り沙汰されるのは、会社が米国政府から公的資金を投入されているにもかかわらず、退職するマネージメントが常識では考えられないほどの「さよならボーナス」をもらうことです。

 一般的に、アメリカでは、大企業のCEO(最高経営責任者)の平均サラリーは、一般の従業員の90倍といわれていますが、これにストックオプションやボーナス、一生涯続く健康保険などと様々な恩恵を入れると、数百倍に上るともいわれます。
 その上、どうして「さよならボーナス」なのか、ボーナスは業績ベースではないのかと、庶民の理解を超越する論理展開となっているわけですが、憤懣をあらわにする市民からは、「ゴールデン・パラシュート」ならぬ「プラチナ・パラシュート」という表現すら聞こえています。

 年の瀬も迫った今日の新聞に、こんな風刺漫画が載っていました。(by David Horsey – Seattle Post-Intelligencer)

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 題名は、「数字で見る公的救済措置」

 30:自動車会社の従業員が無給休暇を強いられる日数

 16億:2008年に銀行の重役たちがサラリー、ボーナス、その他の恩恵としてもらったドルの額(約1600億円)

 

 けれども、こういう批判にはおもしろい反論もあって、もしウォールストリートのマネージメントたちがボーナスをもらわなくなったら、国に支払う所得税が減って、めぐりめぐっては庶民が困るのだというのです。
 「彼らのボーナスが10億ドル(約1千億円)減るのに対し、2千万ドル(約20億円)の国の歳入減となる」と試算するアナリストもいるようです(便宜上、換算レートは1ドル100円といたしました。あしからず)。

 それから、公的資金をもらった会社が建て直しを計ろうとした場合、あまりに条件を厳しくして、サラリーやインセンティヴ(各種報償)を極端に減らすと、有能な経営者が集らないという困った現象が起こり得る可能性もあります。

 アメリカの場合、「実績に合わせて、相応の報酬をする」というのが常識となっているわけですが、「実績は見せかけではないのか?」また「相応の報酬とはいったい何なのか?」といった基本的なことを、真面目に考える時期に来ているのでしょう。
 過去8年のブッシュ政権下では、取り締りが緩み、やりたい放題がまかり通ってきた現実があります。そろそろ手綱を締め直してもいい頃なのでしょう。

 

追記:シラキュース大学の研究グループによると、今年は、司法省による証券取引法違反の立件数が過去18年間で最低だったそうです。あの悪名高いエンロンやワールドコムのスキャンダルのあった2002年は、企業の取り締まりが一気に厳しくなったわけですが、その後は、「テロ対策」の名の下にホワイトカラーの取り締まりが緩和され、今年の立件数は、2002年の4分の1に激減しています。犯罪が減ったとは到底考えられないので、これは、とりもなおさずブッシュ政権下での「野放し状態」を表しているのでしょう。

 

<愚妻(ぐさい)と豚児(とんじ)>

 なんだ、この題名は?とお思いのことでしょうが、最近、ひどく感心したことがあったのです。

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 11月4日の米大統領選挙では、めでたく次期大統領に選ばれた民主党のバラック・オバマ氏でしたが、いよいよ12月15日には、全米の選挙人団の投票も無事終了し、正式に次期大統領(President-elect)となりました。
 そのオバマ次期大統領は、一般投票の3日後には、早々と経済政策の指針についての記者会見を開き、国民の不安や動揺を少しでもやわらげようと努めておりました。ほどなく、次期政権の主要ポストの任命という激務も終え、今はハワイでバケーション中です(そしてスリムな水着姿が、「まあ、かっこいい」「いや、ロシアのプーチンが上だよ」と、大いに話題となったのでした)。

 他でもない、その主要ポストに任命された方々のあいさつを聞いていて、感心してしまったのです。まあ、単なるごあいさつですから中身が濃いわけではないのですが、おもしろいことに、みなさん一様にこうおっしゃるのです。
 「この重大な任を受けるにあたり、わたしのワイフ(ハズバンド)と子供たちが理解を示してくれたことに心より感謝します」と。

 いえ、アメリカでは、「25年連れ添った、わたしの素晴らしいワイフ(my wonderful wife of 25 years)」などと、いけしゃあしゃあと公言するのが慣わしとなっているのです。まあ、心でどう思っていようと、表向きは、身内をべたべたと褒めそやしておくのですね(仲間内になると、手の平を返すように悪口も飛び出すようですが)。
 その一方で、日本にはその昔、「愚妻(ぐさい)」とか「豚児(とんじ)」という言葉が存在いたしました。文字通りの意味でいくと、「愚かな妻」と「豚の子供、つまり愚かな息子」というわけですが、それは、身内をわざと卑下する、つつましやかな行為の表れなのです。今となっては、そこまで謙る(へりくだる)ことはないだろうと死語になりつつあるわけですが、謙る心だけは、脈々と生きているのではないでしょうか(ま、今の世の中、愚妻とか豚児などと発言したら、翌日は目のまわりが真っ黒になっていることでしょう)。

 冗談はさて置いて、実は、わたしが「オバマ氏嫌い」であったことは、ご存じの方もいらっしゃるでしょう。「ヒラリー(クリントン上院議員)支持」を明言していたわたしは、彼女が敗北宣言をしたときは、もう、べそをかきそうでした。
 どうしてそこまでオバマ氏を毛嫌いしていたかといえば、彼にはなんとなく「エリート意識」が見え隠れしていたことと、何よりも、彼自身が大いに迷っていたからです。当初、大統領候補に出馬した頃は、「僕はいったい何をしたらいいんだろう?」と、はっきりと顔に書いてありました。心の定まらない者に、一国をたばねることなどできるわけがないではありませんか。
 けれども、そこは賢いオバマさん。選挙戦で練磨されるうちに表情にも自信がみなぎるようになり、まさに大統領にふさわしい顔つきに変わっていったのでした。

 しかし、いつまでも、オバマ氏を認めたくない人もいるのですね。たとえば、共和党支持者のわたしの知り合いは、熱心にこう主張するのです。「オバマ氏は、実は生まれながらのアメリカ人ではないので、米国憲法上、大統領にはなれないはずなのだ」と。

 まるで「陰謀」のようにも思えるのですが、現在、オバマ氏の出生届が偽物であることをあばき、彼を次期大統領の座から引き摺り下ろそうという動きがあるのは確かです。
 これには、オバマ氏は父親の故郷であるケニアで生まれたとか、継父と同じインドネシア国籍だとか、いろんなフレーバーがあるのですが、要するに、米国憲法では、生まれながらのアメリカ人でなければ大統領にはなれないという条項があって、オバマ氏はこれに反するようだから、大統領にはなれないと主張するものなのです。(米国憲法第2条、セクション1-5に、大統領は a natural born Citizen でないとダメと明記してあります。外国で生まれた場合であっても、アメリカ人である親がしかるべき手続きをすれば、米国籍となります。)
 しかも、あきれたことに、この仮説をもとに実際に何件かの裁判が起こされているようで、オバマ氏の出生届を保管するハワイ州の当局が「届けは本物で、彼は生まれながらのアメリカ人である」と宣言しても、いまだに懐疑心を捨てようとしない一派もいるのです。
 知り合い曰く、「これが最後の望み」なのだそうです。(ちなみに、オバマ氏の父親は英国籍であり、オバマ氏の二重国籍は憲法に反するのだという訴えは、12月に入り、連邦最高裁判所で棄却されています。)

 いずれにしても、大部分の国民は、そんな陰の動きとはまったく無関係であるのは確かです。12月に行われた世論調査でも、オバマ氏を支持する人が82パーセント、支持しない人が15パーセントと、国民は圧倒的なオバマファンになっています。共和党支持者であっても、実に6割が「オバマ氏で幸せだ」と答えているのは、驚きに値するかもしれません。
 選挙で誰に投票したかはすっかり水に流して、大多数のアメリカ人が、オバマ氏を選んだ自分たちを誇らしくも思っているようです。

 思えば、オバマ氏には、多くの国民が夢を託しているのでしょう。そう、「彼が大統領になれば、世の中は変わるんだ」と。それは、もしかするとアメリカ人ばかりではなく、世界中の人たちがそう信じているのかもしれません。

 そのひと筋の希望が残されているからこそ、世の中はまだ真っ暗にはなっていないと思うのです。

 

<地球の静止する日>

 12月に封切りになった映画に、『地球の静止する日(The Day the Earth Stood Still)』というのがありました。キアヌ・リーヴス(映画『マトリックス』で主演)が、主人公である宇宙人を演じる映画です。
 ご存じの方も多いとは思いますが、この映画には、1951年の同名の元ネタがありまして、先日、このオリジナル白黒映画をテレビで観ていたわたしは、「うまいな!」と大いに感心したのでした。

 

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 わたしは現代版を観ていないので、そちらの方はわかりませんが、オリジナル版はとにかく設定がおもしろくて、わが地球よりも文明の進んだ星の宇宙人が、わざわざ地球人に意見をするために、何億マイルもはるばると旅してやって来るというストーリーなのです。
 いったいどうしてなのか?答えは、宇宙人が地球を去る直前に、全世界から集った科学者たちの前で明らかにされるのです。「地球人が互いに殺し合い、傷つけ合うのは構わない。けれども、その地球人の暴挙や攻撃性を地球の外に持ち出してくれるな」と。

 このオリジナル版ができた1951年というのは、第二次世界大戦が終焉を迎えたわずか6年後。ちょうどアメリカとソヴィエト連邦という超大国が、にらみ合いを続けていた「冷戦」の時代です。朝鮮半島が北と南に分断された朝鮮戦争のさなかでもありました。まさに一触即発の緊張の中、いつ核戦争が起きてもおかしくないと多くの地球人が恐れ、「こんな地球でいいのか?」と自問していた時代でもありました。
 オバマ次期大統領から防衛省長官の続投を任されたロバート・ゲイツ氏も、ごく最近、こんなことをおっしゃっていました。「長年、アメリカ軍は冷戦に向けて備えられていたために、(2001年10月)アフガニスタンに侵攻したときは、ゲリラ活動に対抗する術(すべ)を持たなかった」と。(12月17日放映『Charlie Rose』より)
 それほど、冷戦以降のアメリカは、「対ソヴィエト(対社会主義、共産主義)」に没頭してきたということでしょう。

 そんな軍事力が幅を利かせていた時代に、涼しい顔をした宇宙人が、物を申しにやって来る。「殺してもいいから、宇宙人を捕らえろ!」という軍隊から必死に逃れながら、最後の望みである科学者に自分が本物であることを納得させるには、大きなワザを披露しなければならない。それが、「地球の静止」という離れ業・・・。

 この『地球の静止する日』という映画が、近頃、ちょっとした話題になっておりました。もしかすると、今のようにめちゃくちゃになった地球に送り込まれたのは、実は、次期大統領オバマ氏その人ではなかったのかと。
 いえ、べつにオバマ氏が宇宙人というわけではありません。ふと世界を見渡してみると、イスラエル・パレスチナ、インド・パキスタンと、いまだに長年のにらみ合いを続けている地域はたくさんあるではありませんか。そんな問題だらけの地球でも、オバマ次期大統領の下では、地球人全体が一致団結できるのではないかという淡い期待があるのでしょう。

 そういえば、こんな風刺漫画がありました。(by Mike Luckovich -- Atlanta Journal-Constitution)

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 場所は、オバマ氏の第44代大統領就任宣誓式。
 そこでオバマ氏は、こう宣言するのです。「アメリカ人たちよ、わたしが大統領となった今、君たちに発表しよう。わたしは、惑星ゾーフからやってきた者で、君たち地球人は我らの食料源となるのだ。」

 それを観ていた男性は、奥さんにこう言うのです。「ほら、だから言ったじゃない、オバマ氏のハワイ州の出生届は偽物だったって。」

 

 まあ、宇宙人であろうと何であろうと、オバマ氏に任せてみる価値は充分にあると思うのです。

 

<おまけのお話:やりましたね、フェイさん!>

 9月号のおまけ話でご紹介いたしましたが、今年大ヒットしたティーナ・フェイさんという方がいらっしゃいました。サラ・ペイリン氏の物真似で全米の人気をさらったお方です。

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 覚えていらっしゃいますでしょうか、ペイリン氏というのは、共和党の副大統領候補に突然指名され、大統領候補のジョン・マケイン氏とともに全米行脚(あんぎゃ)の旅に出て、一躍有名になった方でした。一応、アラスカ州知事という肩書きを持っているのですが、政治にはまったくの素人で、「アラスカからはロシアが見える」から、ロシア外交には精通していると発言した御仁です(こちらの写真は、本物のペイリン氏)。

 その見事なまでのペイリン役が認められ、フェイさんは、AP社が主催する「今年のエンターテイナー賞(The Associated Press’ Entertainer of the Year)」を受賞することになりました。今月行われた選考投票では、全米の新聞編集者や放送プロデューサーたちの圧倒的な支持を受けたそうです。

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ペイリン氏が副大統領候補に指名された途端、「あら、ちょっとわたしに似てるかしら。だったら、ちゃんとお勉強しなきゃ」と、さっそくペイリン観察を始めたフェイさん。ペイリン氏の口癖である「You betcha(当然でしょ!)」も、完璧に板に付いていました。(ペイリン役のフェイさんの隣は、ヒラリー役のエイミー・ポウラーさんです。パロディー番組『サタデーナイト・ライヴ』より)

フェイさんは今年、自ら制作し、主演する「30 Rock」というコメディーシリーズでエミー賞を3つも受賞しているし、まさにノリノリのお方なのです。分野はまったく違うけれど、オバマ次期大統領と並んで、「2008年の顔」ともいえるかもしれません。

 「11月の選挙が終わったら、もうペイリン氏の真似なんかしたくはないわ」と明言するフェイさんでしたが、彼女の願った通りになって、ほんとに嬉しい限りです。

 フェイさん、ぜひまた別のキャラクターを開拓して、お腹が痛くなるまでみんなを笑わせてください!

  笑う門には、福来る!

 

夏来 潤(なつき じゅん)

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